姉ちゃんがずっとこのままでも俺が居って面倒見てやるから心配すんなよ。

投稿者:お玉ちゃん (1990年生まれ/女性/福岡県在住)

私が学生時代、急に倒れてしまい歩けなくなってしまったことがあります。
元々持病があった私は再発したのかと親が不安がり、大きな病院の様々な科で精密検査を受けることになりました。
検査を重ねてやっとわかった結論は、精神病。
自律神経失調症でこのような現象が起きていたようでした。
まさか自分が精神科にかかる日が来るとは思ってもいなかったため、私はさらにショックを受けました。
それからも歩けない日々が続き学校やバイトへも行けなくなりました。

両親は私が精神病だと認めたくなかったようで毎日無理のリハビリをさせられました。
それでも何もできない私に両親は深く傷ついてしまっていて、申し訳なく思う毎日。
この時、私は喋ることもできませんでした。
何もできない私は毎日ベッドで一日中泣いてただ時間が経つのを待つことしかできなくて、そんな自分がすごく嫌で自傷行為をしたりもしました。

両親は以前の自分に戻って欲しい故に、泣きながら気持ちを訴えてきたりしたことがありました。
私の自傷行為にも気づき、「そんなに死にたいのか!!こんなに大切に育ててきたのに」と大声で叫ばれ、その時の私にはこの言葉はすごく重く辛い言葉で死んだほうが楽なのかなと思ってしまったものです。
喋ることもできないから言い返すこともできずに、両親を安心させる言葉さえかけてあげることができませんでした。

そんな時に一番寄り添ってくれたのが弟です。
歩けないため一人でトイレに行くことすらもできませんでしたので、弟が肩を貸してトイレに連れて行ってくれてました。
しかしある日、弟がいつものようにトイレに連れて行ってくれる時、私は肩を借りても立っていられなくてもうどうしようもなくなりました。
そんな状況で泣きじゃくる私を見て弟はお姫様抱っこをしてくれました。
そして、「姉ちゃんがずっとこのままでも俺が居って面倒見てやるから心配すんなよ。だからもう泣くのやめろ」と言ってくれたのです。
まだ高校生の弟がそんな立派な言葉をかけれるものなのかと思いつつも、素直にその言葉がすごく嬉しくて涙が余計あふれました。
それまでは一人で病気と戦っている気になっていたけど弟の言葉で家族みんなで戦ってくれていたんだと気づけたし、心強くてうれしかったです。

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