あなたはあなたなんだから。これからは少しわがままになってもいいんじゃない?
投稿者:あんり (1973年生まれ/女性/埼玉県在住)
うつ病の薬をもらいにいつもの処方箋にいこうと思ったとき、途中で過呼吸をおこしました。
処方箋のあるところはショッピングセンターの仲にあるのですが、たまたまキャンペーンをやっていて、キャンペーンの方からポケットティッシュを受け取ってしまったのです。
そしたら受け取った方から「今受け取ったよね。」といわれ強引に説明をしようとその場所まで連れて行かれそうになり、何とか断り処方箋までたどり着いたときは過呼吸がおきていて受付の方に「過呼吸おきたので、休ませてください」と頼みました。
受付の方も課同じみな人だったので、すぐ私の症状を察知していただき奥の方で作業している薬剤師さんに伝えてくれました。
少しすると顔なじみの薬剤師さんが忙しい中わざわざ私の元へかけよって来てくれたのです。
事情を聞いてくれて「そんなことあったんだ。それは嫌だよね。何階であったの?」ときいてくれました。

薬剤師さんの質問に答え、自分の父親と同じくらいの年代の方が近寄ってきて怖かったことなどを話しました。
というのも私はずっと父親にDV(主に暴言)をうけていて、その方が悪いわけではないのですが見た瞬間、走馬灯のように恐怖感が頭を駆け巡ったのです。
すると薬剤師さんは「つらかったね。でも、あなたはあなたなんだから。お父さんとは違う。今までたくさんつらい思いしてきたんだから、これからは少しわがままになってもいいんじゃない?自分は自分という考えをしてもいいと思うよ」といってくれたのです。
「おちついたら、受付に声かけてね。焦らなくていいから」といい、仕事場に戻っていきました。
涙が出そうになるくらい、私には嬉しい言葉でした。
今までこんなに優しく接してくれた人はいなかったから。
だからなのか、すごく心があたたかくなりジーンときたのを今でも覚えてます。
今でもその薬剤師さんは、よき理解者です。
こんな素敵で親切な薬剤師さんとであえてとてもよかったと思っています。