山の頂上を目指しなさい。 そうして下を歩いている人を引っ張りあげてあげなさい。

投稿者:ゆっこ (1989年生まれ/女性/広島県在住)

あるエステサロンに行った時に、1人のスタッフと出会いました。
その方は、分け隔てなく仲間にもサロンのお客さんにも思った事をストレートに言ってくれる方で、それがとてもいつも心に響いていました。
信念を貫いているかのような意見で、ここまでブレなくて適切なアドバイスが出来る方はなかなか見かけません。

そんなある日、その方から、あなたは人に影響を与える力があるから、それをどんどん出していくべきだと言われました。
自分の考え方ややり方次第でその方のようになれると言われているのだと感じました。

「あなたはまだ山を登っている途中です。
上にはもっとたくさん歩いている人がいます。
下にもたくさん登ってきている人がいます。
山の頂上にたどり着ける人はたくさんいません。いないかもしれません。
あなたは、上にいる人たちに近づけるようにたくさんの経験をし、たくさんの事を学び、山の頂上を目指しなさい。
そうして下を歩いている人を引っ張りあげてあげなさい。
上に行くほど下の人たちが増えてきます。
だから、上に行けば行くほど、たくさんの人に影響を与えられる人間になれます。」

山を人生の経験値、人間性に例えた話をされ、私はとても心を打たれました。

自分を認めて自分を好きでいることもとても大事なことなので、上や下と比べる事をしてはダメという意見もあるかもしれませんが、私は常に勉強し人として向上したいと思っています。
それは、人間関係やコミュニケーション能力の高い人間になりたいという事です。

そのいっぽうで、いろんなことを知っていくことで自信過剰になってしまわないように、「自分より立派な人はたくさんいるのだから威張ったりしてはダメだ。」と言い聞かせたいときもあります。
そうした気持ちの持ち方の例えとして、あの方の話がとても印象に残っています。

仕事でも上の立場に立つことが多いのですが、やはり下が付いてきてくれる上司でありたいと思います。

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