どんなことがあっても前向きに考えて!

投稿者:ゆきんこ (1986年生まれ/女性/神奈川県在住)

昔、病院で知り合った大切な友人に言われた思い出の一言です。
当時、私は中学生になり勉強、部活、友人関係と楽しい毎日を送っていました。
が、そんな私に突如降りかかった病気。
筋肉種でした。
病気を治す為に入院していると、今まで過ごしていた何気ない毎日がどんなに大切だったか、どんなに幸せだったのかを嫌でも痛感して、毎日1人でベットに居る辛さから塞ぎがちになり、親や看護婦さんに沢山迷惑、心配をかけました。

そんなある日、院内学級の先生に「紹介したい子が居るんだ」と声を掛けられ出会った友人。
この子こそが私に思い出の一言を残してくれた人です。
この子とは年は若干離れていましたが趣味がお互い合っていた為、すぐに仲良くなりました。
お互いの病室に遊びに行っては夜まで話をしたり、交換日記のようなものをつけたり。
今まで塞ぎ込んでた私の気持ちもどんどん元気になりました。

そうして仲良くなったある日に、その子は私より先に退院する事になりました。
手紙も書くし、通院するからまた会えるよと言われ、そして、
「大丈夫、あなたもすぐ良くなる!どんなことがあっても前向きに考えて!」
と言われ、寂しさと心に沁みるこの言葉に泣きそうになったのを覚えています。
「なんでも良くない方向に考えると本当にそっちになってしまうから。
とにかく気持ちはいつでも前向きにね。」
そんな言葉を私に掛けてくれました。

その言葉をもらってからは私は治療に前向きに取り組み、塞いだりもしなくなりました。
辛い事が沢山ありましたが、友人が掛けてくれたあの言葉を胸に頑張り、1年位して晴れて退院となりました。

その後もずっとその友人とは手紙でやり取りしていましたが、その友人は退院してからまた入院したりを何年か繰り返し…その後、手の届かない遠くへ旅立ってしまいました。
彼女とやり取りした膨大な量の手紙と「どんなことがあっても前向きに考える」の言葉。
今も大切に残っています。

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