のびのびと、またのびのびと、本当の自分を生きてください

投稿者:ゆみりん (1966年生まれ/女性/広島県在住)

私が、この言葉を言われたのは大学生の時のことです。
私は、幼い頃から足が不自由でした。
そのことが原因で、中学生の時、いじめに遭いました。
それで、一時期不登校になりました。
その当時の担任の先生の説得で、その後、なんとか学校に行けるようになりました。
ですが、周りの人や友達と、どのようにコミュニケーションをとって良いかわかりませんでした。
友達とも、何を話していいか分からず、話しかけられても沈黙することが多かったです。
当時の私は、自分の殻に閉じこもってしまっていました。
また、引っ込み思案な性格で、人の後をついていくことが多く、人前で発言しなければならない時などは、とても緊張してしまっていました。

高校に進学すると、さすがにいじめはなくなっていました。
ですが、相変わらず、友達とのコミュニケーションを取ることにおいては、下手で、なかなか友達もできず、そのことで悩むことも多かったです。
引っ込み思案な性格も相変わらずでした。

高校3年生の時、塾に通うようになり、その時ようやく気の合う友達ができました。
そのことがきっかけで、少しずつ、本当に少しずつ、周りの友達と何を話したらいいか、どうコミュニケーションを取ったらいいかが分かるようになってきました。
でも、やっぱり、人前で何か発言したりするのは苦手でした。

そんな性格のまま、私は大学に進学しました。
大学に入るとすぐに同じゼミの友達ができました。
その友達は性格がとても良く、いつも私にも気遣いを見せてくれ、周りの人からも慕われて男性にもモテていました。
私は、いつも彼女のそばにいて、彼女のことを見ているうちに、彼女に対して憧れのような気持ちを抱き、彼女のようになりたい、彼女のように周りの人から慕われるようになりたいと無意識に思うようになっていました。

そんな中、私は、無事に大学を卒業することになり、大学4年生の時、追い出しコンパが開かれました。
その時に、大学の先生に言われたのが、「のびのびと、またのびのびと、本当の自分を生きてください」という言葉でした。
私は、その言葉を聞いた時、先生に自分の性格を見抜かれたことに対する恥ずかしさと、私のことをよく見ていてくれたんだなという感謝の気持ちが入り混じった複雑な気持ちになりました。

その言葉は私の心に深く刻まれました。
それ以来、私は 「自分らしく生きること」をいつも念頭においています。

error: