完璧な人なんていない。

投稿者:あにゃか (1994年生まれ/女性/福岡県在住)

私が高校生の時に付き合っていた彼氏からの言葉です。
私は曲がったことが嫌いで頑固な性格で納得出来ないことがあると彼に相談したりしていました。
学生あるあるですが夜電話を始めて朝まで語り合うこともよくありました。
その中での一言で、大人になった今でもよく思い出される一言です。

私はずっと母子家庭でした。
でも、母子家庭であることは全然嫌ではありませんでした。
大好きなお母さんと一緒にいられるだけでよかったんです。
でも、私が中学校3年生のときに、お母さんは再婚しました。
私に、結婚していい?と聞いてきたことがあったので、私は嫌だ。と言いました。
それなのに結婚して、式も挙げました。
それからずっと嫌でした。
今までずっと私と、お母さんだけだったのに、新しいお父さんという存在。
全く関係の無いおばあちゃん、おじいちゃん。
すべてが嫌でした。

嫌という気持ちが全面に出ていたので、もちろんうまくいきませんでした。
毎日が苦痛でした。
家に帰るのが嫌でした。
家出もしました。

高校生になり、寮生活を選びました。
遠距離だった彼と家が近くなりました。
毎日のように彼に会い、彼と語り合いました。
彼は家族のことも、友達のことも、いつも真剣に聞いてくれました。

私は曲がったことが嫌いで頑固です。
自分の家庭がこういう状況であること。
高校に入ってなかなか成績が伸びなくなったこと。
人数が多すぎて友達がよくわからなくなっていたこと。
全てに悩んでいました。

そんなときに彼は言ってくれたんです。

完璧な人なんていない。
大丈夫、楽しんだ方がいい!
人生楽しく行こうぜ!

私はその言葉にすごく救われました。
すべて完璧じゃないと嫌だった私。
だからすべてが嫌になっていたんだと分かりました。

たまには肩の力を抜いて、これくらいでいいや、って思うことも大切なんだ、そしてとことん楽しいことやるっていうのも大切なんだ!って思いました。

それから私は変われました。
真面目だけしか取り柄の無い私を彼は変えてくれました。
勉強は出来る方ではなくなりました。
でも、それ以上に大切なことを知りました。

今では義父とも仲良しです。
大学には行きませんでしたが専門学校に行き、今では子供も居ます。
大切な友達もたくさんいます。

あの時彼の言葉がなかったら、私はきっと今頃、味気ない人生を送っていたでしょう。
むしろ、どこかで爆発してどうかなっていたのかもしれません。

本当に、彼には感謝です。

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