しなやかに、したたかに。

投稿者:さくら桜 (1968年生まれ/女性/沖縄県在住)

20年以上前の話になりますが、私は子育てそして友人は仕事とそれぞれに忙しい日々を送っていた頃の話です。
二人で軽く食事をしながら、よくお互いの悩みを話し合っていました。
その時の話の内容自体はあまり記憶にないのですが、そのときに教わった一言が今でも忘れられずにいます。

当時彼女は仕事の壁にぶつかっていました。
仕事上なかなか本音を言えなかったようで、でも間違ったことは嫌いな彼女でしたので、それがすごくストレスになっていたようです。
はっきり言いたいところははっきりと発言したい。
でも、立場上それがなかなかできない。

喧嘩になりかけたりいろいろ大変だったようで、職場の先輩に相談したそうです。
するとその先輩は「しなやかに、したたかに。」とアドバイス。
激しく感情を表に出すのではなく、あくまでも見た目はしなやかさを。
そして思っていることを冷静にきちんと伝えるしたたかさを備えなさい、と。

彼女からこうした話を聞いたとき私も確かにそうだと思いました。
仕事だけではなく、生活して行く上でとても参考になる一言だと感じます。

当時、私は夫婦関係に悩んでいる時期でした。
子育てのストレスや、嫁ぎ先のご両親に対してのストレス。
当時はまだ若く、思ったことをはっきりと周りの人達に伝えることが出来なくて…。
感情のコントロールがうまくいかずついつい怒鳴ってしまう。
しなやかさが全くない私でした。

でも、友人からこの言葉を聞いたとき「たとえ感情が高ぶっていたとしても自分をコントロールしてしなやかに振る舞い、相手にきちんと自分の思いを伝えるよう言葉を選んで話す」ということを心がけようと思いました。

それ以降、感情が高ぶり自分自身をコントロールできなくなりそうな時には、この言葉を思い出して『しなやかに振る舞いしたたかに話す、しなやかに、したたかに』を心の中で唱え行動するようにしました。

すると意思の疎通がうまくいくようになり、自分自身も成長できた気がしてきました。
今まで感情ばかり先走ってしまい、思いが伝わっていなかったんですね。
20年以上も前の話なんですが、この一言に私はどれだけ救われたかわかりません。

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