本当の友達は高校を卒業した後にできる

投稿者:ふなき (1988年生まれ/女性/秋田県在住)

私の思い出の一言は、高校の卒業式の日に担任の先生が言ってくれた言葉です。

私のクラスは小さなグループがたくさんあって、グループ同士の対立あれば、グループ内でのトラブルもよくありました。
どこのクラスよりも人間関係に振り回されている人がとても多かったと思います。
そんなクラスの状況を見て、担任が言ったのが、「本当の友達は高校を卒業した後にできる。」という言葉です。
この言葉の意味を深く考えず、ただ単に高校でできた友達とは疎遠になって、社会に出てからできた友達とつるむようになる、という意味だと思っていました。
実際に社会に出てみてから、この言葉の意味を理解することになりました。

社会に出てから、社会の厳しさに悩む日々がありました。
仕事がうまくできず怒られてばかり、職場の雰囲気にも馴染めず、何度も逃げ出したくなりました。
それは初めて社会に出た人が必ず経験することだと思います。
悩んだ時、頼りにできるのは友達でした。
高校のころから仲のいい友達に会っては悩みを相談し、愚痴を言い合い、支えてもらいながらなんとか仕事を辞めることもなく、6年間同じ職場で働くことができました。
友達の助けがなければここまでこれなかったと思います。
そんな時、担任の先生の言った言葉を思い出しました。

確かに高校時代の同級生の中には、疎遠になってしまった子もたくさんいます。
ですが、あの言葉の意味は、高校を卒業してからもずっと連絡を取り合い困った時には助け合える関係の友達こそが本当の友達だということただったのではないかと思います。
卒業して顔を合わせなくなったくらいで疎遠になる関係ではなく、住む場所が違っても小まめに連絡をとれなくてもずっと信用し続けられる本当の友達を今後も大事にしていきたいと思います。

6年間つらいこともありましたが、友達の支えがあって辞めることもなく仕事を続け、寿退社をしました。
結婚式では、高校の頃からずっと仲良くしていた友達も、遠方から喜んで来てくれました。
担任の言葉を信じ、友達を大切にし続けてきて本当に良かったと心から思います。

error: