あたしなんて、って言うなよ。友達やってる俺に失礼だよ。

投稿者:マッチ棒 (1982年生まれ/女性/新潟県在住)

高校3年から約2年ほどお付き合いした人がいました。
当時、私と彼、そして私の友達と彼の友達を含めた8人ほどのグループでよく遊んでいました。
私と彼は、うまくいったりいかなかったりと波があり、別れと復縁をくり返していました。

付き合っているときはグループで遊ぶこともありましたが、彼と別れている時期は彼の友人と遊ぶこともありました。
主に私の悩みや相談に乗ってくれ、私の気晴らしに付き合ってくれることがほとんどでした。
落ち込んでいる私を気遣って、ドライブや食事に誘ってくれることも多かったです。

ある夜、いつものように彼の友人と仕事終わりにドライブに行った時のことです。
そのときも彼氏に振られ、これで振られたのが3度目くらいだったと思います。
しかも振られた日は私の誕生日の当日です。
当日は彼氏と会う約束をしていたのですが、当日の朝、予想外の内容のメールが届きました。
それは別れのメールだったのです。
何かの間違いかと思いましたが、間違いではありませんでした。

このことを当然彼の友人も知っていて、誕生日なのに私がひとりで過ごすのはかわいそうだと思ったのでしょう。
私が休みをとっていたことも知っていた友人は、昼過ぎに連絡をくれました。
夕方からドライブに連れて行ってくれる、とのことで家まで迎えに来てくれて夜景を見に連れて行ってくれました。

自暴自棄になっていた私は「毎回振られてばかりで嫌になる。あたしなんかもういなくなった方がいいんだ」というようなことを言ってしまいました。
その言葉を聞いた友人は「あたしなんて、って言うなよ。あたしなんて、って言うなよ。友達やってる俺に失礼だよ。」と言ったのです。
なんてことないひと言ですが、この言葉に本当に救われました。
15年以上前の出来事ですが、この言葉は今でも私の心にずっと残っています。
自分を卑下せずに少しだけ自信を持てるようになったのも、この友人のおかげです。

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