この言葉を言ってくれたのは、会社の後輩の子でした。 その子は入社してから何かとメンタルが弱く(ただ、自分の譲れないところもあり頑固でもある)、周りの同僚も多少手を焼いているところがありました。 私は最初、その子の教育係を任され、彼女のメンタルを強くし、仕事とはこういうものだということを根気強く教えていきました。 次第に…
後輩の一言
私は高校生の時、サッカー部のマネージャーをしていました。 三年生になり、その年の夏は引退試合です。 そんな時期にもかかわらず、私は同じサッカー部のマネージャーとの仲がうまくかなくてモヤモヤした日々を過ごしていました。 もともとあまり馬が合う仲ではなかったのは確かです。 彼女はてきぱき、ちゃっちゃと仕事をこなすタイプ。 …
高校生のころ、わたしは学校祭の実行委員会に所属していました。 委員会のメンバーは面白い人ばかりで、先輩から後輩まで仲が良く、会議のあとに遊びに出かけることも多かったです。 委員は各クラス2人ずつ選ばれます。 わたしのクラスも、わたしと、もう1人の男子が委員を務めていました。 彼は教室でも明るく、クラスのムードメーカー的…
もともと私は女子高で、いつも女子ばかりに囲まれて毎日を過ごしていました。 私は高校の時には男性に興味がありませんでしたが、学校生活に満足していたのです。 女子高というのは、共学に比べるといわゆる下品と思っていただいた方がいいかと思います。 いつも大声をだして、ふざける毎日。 そんな日常生活を三年間送った私は、気づくと下…
別部署から異動してきた1つ下の後輩の男性の言葉が非常に印象的でかつ学びとなり、こういう考え方をする人は、人として理想的だなと思った出来事です。 飲み会の席で最初に飲み物を注文をするときに、多くの人が「最初はビールでいい」と言いました。 そんななか後輩の男性Tさんは、 「ビールがいいです」 と言ったのです。 そしてTさん…
高校生の頃、私は壁にぶつかっていました。 吹奏楽部に所属していたのですが、うまく部員たちと馴染めていなかったのです。 当時は親とも折り合いが悪く、家庭でも部活でも居場所のなかった私は、自分を見失っている状態でした。 マイペースであまり協調性が無い事を自覚していた私は、憧れの吹奏楽部に入るに当たって、決して目立ってはいけ…
私が仕事で出会った後輩で、唯一、自分が大きく影響された一言を言ったと感じる子が1人います。 とても自由奔放な子ですが、芯があり、しっかりした後輩です。 私は昔、考え方が白か黒しか有りませんでした。 人付き合いについても、好きか嫌いかの基準で普通という概念を持ち合わせていませんでした。 初めて出会った人は、第一印象の見た…
私は自分の夢の実現のために、10年勤めた会社を退職しました。 その会社では、退職する時に各部署に挨拶をすのが慣例になっていました。 私も、最終日前日と最終日当日は、各部署を周り、お世話になったお礼をしましたが、どの部署からもありがたい言葉をかけてもらい、感動したのを今でも覚えています。 出張などで不在の方もおり、全員に…
30歳の時、私は高校時代憧れていた先輩とひょんなことから再会し、付き合うことになりました。 先輩は京都、私は地元の雪国在住という、遠距離からのスタート。 それでも交際は順調で、年齢的なこともあってか、すぐ結婚の話が出るようになりました。 そして交際して10ヶ月、ついにプロポーズが。 もちろん私にとって素晴らしい話でした…