目の前の結果だけにとらわれないで下さい。誰も共通しているのは能力の差は小さく努力の差は大きいのです。

投稿者:青木桜 (1977年生まれ/女性/広島県在住)

中学校の当時、偏差値が標準より低かった私は志望高校の受験すらできませんでした。
全国模試テストでも標準から下の層の真ん中程度、酷い時には下から少し上の層に存在していました。
塾にも通っていましたが、復習することもなく予習は難しくてついていけなくて不可能な状態でした。

そして、結果的にはランクをかなり落として、希望とは全く違う高校へ入学が決定しました。
合格してもあまり嬉しくなく、投げやりにもなっていた時、校長先生に「冴えない顔をしているね。合格しているのに、なぜ嬉しくない?」と聞かれました。
その旨を話すと、校長先生は「目の前の結果だけにとらわれないで下さい。誰も共通しているのは能力の差は小さく努力の差は大きいのです。」とおっしゃいました。

当時、入学決定した高校は、不合格者が100人を超えて高校受験を翌年にするしかない人もいた程でした。
そんな恵まれた環境に、ありがたさを感じず、むしろこのままいけば良いところに就職はできないとも思っていました。
自分勝手というか、自分中心で不満しかありませんでした。

また、努力も勉強もしていなかっただけの結果にしかすぎないのに、自分のせいではなく他人のような・見えない何かに苛立っていた自分の未熟さ・弱さに恥ずかしくなりました。
顔が真っ赤になって、恥ずかしさと情けなさ、でも変えられない現実と勉強しなかった後悔、親が高い塾の費用を出してくれた事に対する申し訳なさと様々な感情が沸き上がってきて、涙が出ました。
校長先生の前で、泣いていた自分でした。

そして、高校時代はこの言葉を忘れずに勉学に励み、准看護学校へ入学する事ができました。
この校長先生の言葉が、背中を押してくれて勇気づけてくれたのは今でも鮮明に覚えています。
諦めているだけで、行動・努力なくして何も開けないという大切な事を校長先生から教えていただけました。

高校時代だけではなく、その後の就職活動、准看護師として現役時代を何とか頑張ってきたこと、そして30歳にして看護専門学校へ入学もしました。
そして、念願の国家試験に合格して正看護師となりました。
今現在は専業主婦で育児中ですが、今現在でも校長先生の言葉は生きています。

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