あなたは天才ではない、秀才だ。だから努力しなければならない。

投稿者:kasumire (1987年生まれ/女性/大阪府在住)

これは私が中学三年生の冬に、副担任でもある社会科の先生に言われた言葉です。

私は中学三年生の一学期まで、部活中心の日々でした。
夏休みになって初めて、夏期講習で塾に通いました。
はじめての塾にうきうきして、通うこと自体がすごく楽しかったですし、内容の濃い授業にとても感動したのを今でも覚えています。
私は両親に頼んで、二学期からも塾に通わせてもらうことにしました。

そして二学期の中間テストで、塾での成果が発揮されました。
元々、学力は低い方ではありませんでしたが、ほとんどの教科で成績がぐんと上がったことに、私は少し調子に乗っていたのかもしれません。塾に通っているから大丈夫、と思っていたところもあったと思います。
それまでの勉強に対する必死さが、なくなってしまっていたのです。

そして二学期の期末テストで、成績が落ちてしまいました。
特に、苦手としていた社会での成績ががくんと落ちてしまいました。
結果を見て呆然とする私に、社会科の先生が「あなたは天才ではない、秀才だ。だから努力しなければならない。」と言いました。
その言葉が、まっすぐ私に突き刺さった気がしました。
もちろん、はっと気づかされたというのが大きいですが、先生が自分のことをよく見ていてくれていたということ、気にかけてくれたことが素直にうれしくて、がんばろうという気持ちになりました。

そしてそれがきっかけで、私はまた必死に勉強をして、無事に志望していた高校に合格しました。
その先生とは、中学卒業以来お会いしていないのですが、先生からいただいた言葉は、ずっと忘れずにいて、大学入試、資格試験など、ここぞというときによく思い出していました。

今でも忘れることなく、自分の中に大事にしまっています。
大事な言葉、格言、名言、思い出の言葉はと聞かれれば、真っ先にこの言葉が浮かんできます。
いつか私も、中学生の頃の私と同じような境遇に陥っている人に出会ったら、自信を持ってこの言葉を贈りたいと思います。

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