やっぱりYは友達だから

投稿者:Y (1981年生まれ/女性/チリ在住)

私がニュージーランドに滞在中に友人がはるばる遊びに来てくれました。
友人いわく彼女がニュージーランドに来なければもう会えないのではないか、と思ったためわざわざ私に会いに来てくれたときのことです。
友人は小学校1年生からの友人でとても大切な人です。

当時、英語にだいぶ慣れてきていた私とは異なり、友人は仕事をやめて休暇でニュージーランドを訪れたので英語はわかりませんでした。
また私はまだ現地での仕事を辞めておらず一週間くらい友人を家において仕事に行くという状態が続いていました。

そんな中、友人はだんだんストレスがたまりはじめました。
勝手がわからない外国での生活。
友人が経験した今までの海外旅行といえば、ガイドの方が連れて行ってくれる安全な旅行、きちんとしたホテル滞在。
突然、バックパッカーという安宿に滞在することになりかなり抵抗があったのではないでしょうか。
そんな彼女を気遣う余裕もなく私は彼女とニュージーランドを旅行しました。

日本にいた頃は、私はあまりはっきり自分の思ったことを人に伝えると言うことはなくひたすら人の話を聞いているタイプでした。
人の話しを聞くのは好きでしたし、勉強にもなりました。
ただ、海外生活が長くなるにつれて少しずつ自分の思ったことを口にするようになっていきます。
友人は私とは反対のタイプで自分の思ったことははっきりと言う。
それでもお互い住む場所が離れても連絡を取り続けていましたし大切に思っていました。

ただ、この旅行中は慣れない旅行ということで彼女のストレスが爆発、ケンカになりました。
以前ならケンカになることもなかったのですが、海外に出てからの私の考え方が少し変わったことと彼女のストレスが原因でケンカ。
本来なら私がもっと彼女のことを考えていろいろと気遣ってあげたりするべきだったのですが、当時の私にはその余裕がありませんでした。
旅行は一緒にしたものの、なんとなくスッキリしない状態で空港で別れることに。
もちろんお互い、嫌い、という感情があったわけではないと思います。
なんですが、依然と違う自分たちの関係になんともいえない後味の悪さが残っていたのです。

彼女が帰国してしばらくしてから連絡がありました。
色々と、ニュージーランドでのことを考えていたようです。
そして彼女がくれたメールには「やっぱりYは友達だから大切に思っている」という一言が。
このメールを読んだときは本当に嬉しかったです。
自分が変わっても友人として大切に思ってくれている人がいるというのはすごく幸せなことです。

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