やりたいことを見つけてとことんやること
投稿者:りんたろう (1960年生まれ/女性/埼玉県在住)
これは父親の持論で、私は小さい時から物心ついてもずーっと言われ続けてきました。
私にとっては人生を決めてくれた一言になっています。
私の人生観にもなっていて、自分の子供たちにも同じようなことを言い続けています。
親子三代に渡って家訓の様になっている言葉です。
小さい時は自分にとって何が一番やりたいことかはすぐにはわかりませんでした。
でも、そう言われ続けていることで、やりたいことを見つけようと生きていくうちに、だんだんそれが分かってきて見つけられたのです。
私にとってはそれがテニスでした。

中学校のクラブでテニス部に入部して、先輩コーチに言われるままに練習を重ね、一生懸命頑に張ってテニスに打ち込みました。
父親が言っていた「やりたいこと」が見つかったわけです。
そして、それをとことんやる。
一生懸命練習して、上手くなりたかったし、強くなりたかった。
好きな事が見つかると、一生懸命練習することが苦ではなくなります。
練習すればするだけ上手くなっていくのがわかるので、練習すること自身も楽しくなっていきました。
そして、気がついたら三年生の時に県大会で三位に入賞することができました。
優勝するつもりでやっていたわけではなくて、好きだからとことん打ち込んでやっていただけでしたが、
その結果、県で三位に入賞できたというのは誇らしくもあり嬉しいことでした。
好きなことに一生懸命打ち込んで、そしてこうして結果がきちんと現れると余計に嬉しい気持ちになります。
好きな事をみつけて一生懸命打ち込むというのは、こういうことなんだと。
父親の言っていた意味が本当によくわかりました。
そういう経験があったので、子供が生まれてからも父親と同じことを言って聞かせています。
好きな事をみつけて、そのことに一生懸命打ち込もう。
それが人生で一番楽しいことなんだよと!