いつもニコニコしていてひまわりみたいな人だね

投稿者:nonko (1984年生まれ/女性/宮城県在住)

中学1年生の夏休み明けに、私は新潟県から宮城県へと引っ越してきました。
お互いバツイチ同士の両親の再婚ということもあり、新しい父親や姉との生活、日本海側から太平洋側への引っ越しによる環境の変化等、色々と不安定な状況は私にとって大きなストレスにもなっていました。
特に宮城県の訛りが理解できず、初めは同級生のやや強めの話し方から、いじめられているのかと勘違いすることも多々ありました。

この時期はまだ新しい父親に対しても「お父さん」や「パパ」なんて言えず、父方の姉たちに積極的に会話をしたり喧嘩なんてしてしまったらどこへ行けば良いのかすらわからなかったため、家族が増えたにも関わらず、すごく孤独だったことを覚えています。

また、両親が離婚して引っ越した最初の小学校にて、最初の1年間言葉のいじめにあっていたこともあり、家族以外の人にも自分から会話を行うことにすごく抵抗がありました。
ただ、そのいじめの経験からか、とりあえず何も言わなくても笑顔でニコニコ接していれば何とかなるんじゃないかと思うようにもなっていました。

ある時、学校の同級生と一緒に遊ぶ約束をしたのですが、別のクラスの知らない同級生も一緒に待ち合わせ場所に来ることになりました。
そこで、別のクラスの同級生と初めて待ち合わせをして約数分くらい挨拶程度に会話をした際に、「nonkoちゃんっていつもニコニコしていてひまわりみたいな人だね」と言われたのです。

一瞬時が止まったように感じました。
自分のことを花にたとえて話してくれる人が初めてだったことにも驚きましたが、別のクラスではあるものの、私が転校生だからか元々気にかけていたようでした。

家族以外でこんな風に思ってくれている人がいることが素直に嬉しかったし、そこからその同級生の優しさにも救われ、中学校での人間関係だけではなく、新しい父親や姉たちのことをもっと知って理解していこうと思うようにもなりました。

あの言葉は、その内容からまるで言葉の花束をいただいたような気持になり、今でも心の支えになっています。

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