若いうちに流さなかった汗は、年老いてから涙となって流れる

投稿者:QP (1969年生まれ/女性/北海道在住)

この言葉は、私が中学生の頃、校内清掃をサボっていた生徒に向けて先生が何気なく言った言葉です。
その先生は、普段はとても厳しく私にとって苦手な先生でした。
でも、この日は何故か穏やかな口調でこの言葉をつぶやくように言ったのです。
そのせいか、あれから30年以上経った今も時々思い出す、心に残る言葉となりました。

先生は校内清掃をさぼる生徒に対して、いつものように怒鳴ることもできたでしょう。
ですが、その日は諭すように言いました。
だからこそ、その言葉の意味を考えさせられたのかもしれません。
この言葉の意味を40代後半の今、もう一度つぶやいてみると、まさしく人生とはそういったものだと思います。
そして、私の子供たちにも伝えたい言葉となりました。

この言葉は人生の色々な場面においても言えるものだと思います。
人が嫌がる仕事を率先して行う事の意味や、何事にも一生懸命に取り組むという事の大切さを感じることが出来ます。
年老いてから「若いときに、もう少し何事もまじめに取り組んでいたら・・」と後悔し涙を流す自分を思えば、今できることをしっかりやり遂げることがいかに重要なことであるかが分かります。

先生は、人生の先輩としてこの言葉を生徒に残してくれたのだと思います。
校内清掃だけでなく、人生の中では人として一生懸命取り組まなければならないときがあるのだということを・・

この貴重な言葉から、私が何かを感じ取ることができたことが奇跡のように思えます。
中学生にとって、必ずしも先生の言葉が胸に残るものばかりではないはずだからです。
むしろ、聞き流してしまう言葉の方が多いでしょう。

この言葉を人生の教訓にした私は、何気ない毎日の中でも活かしています。
その日その日を一生懸命に生きるということ、そうすることが年老いてから後悔によって涙を流さずに済むのだと思えるのです。
自分のためだけでなく、家族や友人、そして他人のためにも汗を流せる人でありたいと思います。

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