中学生と言えば、思春期まっただ中。 嫌いな先生のことは容赦無く無視する生徒も少なくない時代でした。 そんな時、部活の顧問の先生から言われた言葉が「掃除をするということは、自分の心を掃除するということなんだよ。」というものでした。 私が通っていた中学校は部活動が活発で、厳しい先生も大勢いらっしゃいました。 掃除にも力を入…
生活に関する一言
再婚によって生活環境が大きく変わり、心身ともに疲れ果てていた私に、当時よく相談にのってもらっていた親戚のいとこから言われた一言です。 子連れ再婚により、自分の子供に加えて夫の連れ子が二人。 さらに再婚する夫との子供4人の母となった私。 仕事を持ちながら、幼い子供たちの育児、家事、そして妻の立場をすべてそつなくこなさなけ…
私は高校生だった当時、母親と門限の時間についてよく揉めていました。 私は「8時は早すぎる。家から繁華街まで電車で30分かかることを考慮してほしい。大阪まで行ったら1時間はかかるし、9時にしてほしい。守れない約束はしたくない。」と主張しましたが、母は「この家の考え方は8時までという考え方だから、門限を守ってくれない友達と…
ふた回り程年の離れた方にこの言葉をもらいました。 色々なことを抱えてすぎて精神的にもスケジュール的にもいっぱいいっぱになっていた時に言われた言葉です。 それからは何かを始める時や辞める時には必ずこの言葉が頭をよぎり、気持ちを落ち着かせてくれます。 なんでもない言葉ですが、わたしにとってはとても響いた大切な一言でした。 …
学生時代に初めてバイトをした時のことです。 当時はよくあったコーヒー専門店で、お客さんはゆっくり喋ったりすることも無くコーヒーを飲んだらすぐに帰ってしまうようなお店でした。 こちらも常に新しいお客さんが入ってきた時には間髪入れずに対応、が基本のお店でしたので一日が終わるとぐったりしていたものです。 走らない程度に急ぎ足…
父方の祖父は生前、近所のこどもたちを集めて道徳を教えているようなとてもお堅い人でした。 寡黙で余計なことは一切喋らず口を開けば「勉強しているか。」 もちろん公園に一緒に行ってくれたり本を読んでくれるなんてこともありません。 そんな祖父が私はちょっと苦手でした。 私は18歳になり車の免許が取れると嬉しくて、家の車を拝借し…
2人の子供に恵まれ、専業主婦を6年経験後、社会復帰を決め、働きに出ることになりました。 子供たちは保育所へ預けました。 ゆとりをもってパートで働いていたものの、私自身も子供たちも、いままでとは違う環境に戸惑いを感じていたのだと思います。 働き始めて半年後、我が子2人とも、円形脱毛の症状がみられました。 女の子なので、髪…
別部署から異動してきた1つ下の後輩の男性の言葉が非常に印象的でかつ学びとなり、こういう考え方をする人は、人として理想的だなと思った出来事です。 飲み会の席で最初に飲み物を注文をするときに、多くの人が「最初はビールでいい」と言いました。 そんななか後輩の男性Tさんは、 「ビールがいいです」 と言ったのです。 そしてTさん…
私は高校二年生の時、クラスに友人がいませんでした。 学年が九クラスあったことも影響してか、仲の良い子は皆、他のクラスになってしまったのです。 クラスでは基本的に一人でいて、自分を出せるのは部活の時だけ。 私は茶道部に入っていました。 全部で十名ほどの小さな部活でしたが、部室にいると心が安らいだものです。 週に一度の部活…
私が30歳のとき主任に昇格することがきまり、本社に辞令交付を受けに行った帰り道、やはり同じように辞令交付を受けた先輩から言われました。 「会社は体を壊しても面倒見てくれないよ。家族を大切にしなさい。」 その前後の会話は実はよく覚えていません。 当時、今の旦那と付き合ってはいましたが、まだ結婚はしていなかった状態でした。…