会社は体を壊しても面倒見てくれないよ。家族を大切にしなさい。

投稿者:みゅう (1976年生まれ/女性/鳥取県在住)

私が30歳のとき主任に昇格することがきまり、本社に辞令交付を受けに行った帰り道、やはり同じように辞令交付を受けた先輩から言われました。
「会社は体を壊しても面倒見てくれないよ。家族を大切にしなさい。」
その前後の会話は実はよく覚えていません。

当時、今の旦那と付き合ってはいましたが、まだ結婚はしていなかった状態でした。
私は仕事にかなりのめり込んでしまうタイプでして、深夜まで残業することもしばしば。
30歳をすぎても結婚願望もあまりなく、周囲の人からは、もしかすると「大丈夫なのか?」という目で見られていたのかも知れません。

当時まだ家族という存在(両親は別として)がいなかった私に対して、なぜ先輩はそんなことを言ったのかはよくわかりませんが、その一言がずっと心に残っていました。

その言葉の意味を理解できるようになったのは、やはり子供が生まれてからでした。
約1年の育休ののち、職場に復帰しましたが、育児と仕事の両立は思ったほどに大変でした。
気持ち的には、独身時代と同じように働きたいと思っていたのですが、1年というブランクは意外と大きく、また、保育園からもよく呼び出しの連絡を受けたので早退することもしばしば。

主任という立場上、どうしてもやらなければいけない仕事もでてきます。
そうなると、しわ寄せは残業や休日出勤で取り戻さなけばならず、家族との時間も減ってきてしまいました。
一番忙しいときには、子供の顔を見れたのは朝の1時間だけとかそんな日もありました。
子供と一緒にいたいのに、仕事が忙しくて時間がない。
子供に本当に申し訳ない、といつしか毎日のように思っていました。

そんな時、ふと先輩から言われた言葉を思い出したんです。
家族は大切にしなきゃ。
仕事はもちろん大切だけど、そのために家族を犠牲にするのは何か違う気がする。

今はまだ仕事を続けていますが、近い将来、仕事を辞めることにしています。
子供が家に帰ってくるときに、「おかえりなさい」って言ってあげられる環境を作っていく予定です。

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