楽しいか?お前が楽しいと、俺も楽しい。

投稿者:しろちゃん (1981年生まれ/女性/愛知県在住)

私と主人は、声を投稿してコミュニケーションを取るという一風変わったSNSで出会いました。
その頃の私は、日常の様々なストレスで悩んだり元気がなかったりしました。
SNS上でですが、私を笑わせてくれようと声を届けてくれたのが主人です。
その時の内容は酷いものでしたが、確かに私は爆笑していました。

その当時、人に気を使い過ぎてしまうあまり心から笑うということも忘れていたのです。
笑わせてくれた主人に感謝し、強烈に惹かれました。
勇気を出して個別に連絡を取ってみて、酔った勢いでしたが通話をしてみました。
最初はとても緊張していましたが、やはり主人は面白い人で沢山笑わせてくれました。
私は電話というものが嫌いで、親しい友人とも電話をしません。
ですが主人とは初めての通話は何と一晩中も話していました。
それほどお互いに楽しかったのです。

それからも毎日、通話しました。
勿論、お互いに仕事があるので時間は限られていましたが、毎日三時間は話していました。
通話すると、いつも変なことを言って私を笑わせてくれました。
ゲラゲラ笑っていると、主人が優しい声で言ったのです。
「楽しいか?お前が楽しいと、俺も楽しい。」
心に温かい気持ちが広がっていくのを感じました。
笑えなくなっていた私をいつも笑わせてくれる主人。
私を笑わせる天才だと思っています。

その後、実際に会って交際に発展、結婚へと至りました。
この言葉が思い出の原点になっています。
私が楽しいと、主人も楽しいと言ってくれたことが嬉しかったのです。
一緒に住むようになって、隣で眠る直前も変なことを言って笑わせてくれたことがありました。
その時も、同じ言葉を言ってくれました。

主人と出会って、私は本来の素直な自分に戻れたと思っています。
今でも毎日、笑わせてくれます。
バカなことばかり言っている主人ですが、私の笑いのツボなので笑いが絶えない夫婦です。
ゲラゲラ笑っている私を見る主人の顔がいつも幸せそうです。

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