君が幸せなら、それが一番だから。

投稿者:パンナコッタ (1990年生まれ/女性/千葉県在住)

これは私が今付き合っている彼氏にいわれた言葉です。
私と彼氏は3年前に旅行先で出会い、彼氏は私より4歳年上。
付き合い始めてからずっと遠距離恋愛で、会える回数も少ないですが、それでも私たちは距離にも負けずうまくやっていました。

しかし、付き合い始めてから半年したころです。
急に彼からの連絡の頻度が下がり始めたのです。
メールをしてもなかなか返事か来ず、会うこともできないので私はどうすることもできず、ただただ困っていました。

ですが、だんだんその状況に耐えられずになってきて、彼と別れて、他の人を見つけようと思うようになってしまいました。
そして、私は彼との連絡が途絶えている間に他の男性とデートをしてしまったのです。
その男性とデートをしたのは2回ですが、とても気が合い一緒にいると幸せでした。
また、その人は私の理想的な人で、家も近いことから、その人と付き合ったほうが幸せなんじゃないかと思いました。

しかし、そんなときです。
彼氏からまた頻繁に連絡が来るようになりました。
そして、なかなか連絡ができなかった理由もすべて説明してくれました。
ですが、私の気持ちはすでに少し離れてしまっていました。

正直、どちらと付き合うべきか自分でもわからずに、中途半端な気持ちでした。
そこで、他の男性とデートをしてしまった罪悪感から、彼氏にすべてを話しました。
気持ちが揺れていること、他の男性とデートをしてとても楽しかったこと、すべてを正直に話しました。

すると彼は、「その人と付き合えば幸せになれると思う?」と聞いてきたのです。
私は予想外の反応に驚き、わからないとしか答えることができませんでした。
しかし彼は、それに対して怒る様子もなく、「君が幸せになれるほうを選んでいい。君が幸せなら、それが一番だから。」といってくれたのです。

私は彼の寛大さに感動しました。
本当に私のことを思ってくれていなかったら、こんな風には言ってくれないなと感じたのです。
そのとき、私にはこの人しかいないと確信しました。
そして、デートした男性との連絡はたち、彼氏のほうを選びました。

私たちは今でも交際を続けており、間もなく3年になります。
けんかをすることもありますが、どんな時でも私の幸せを一番に考えてくれる彼と、これからもうまくやっていこうと思います。

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