君がお星様で、僕が月になって、一生見ていてあげる。見守っていてあげる。輝かせてあげる。

投稿者:ぱる (1985年生まれ/女性/長崎県在住)

当時交際していた男性は地元の優良企業に勤める好青年でした。
私にとっては自慢の彼氏で、お給料も良いし、東京の有名大学を出ているし、家柄も良いし、性格も優しくて申し分のない人でした。

彼は私のことがとても好きで、本当によく尽くしてくれました。
私もそれに甘えて、最初は自慢の彼氏でしたが、だんだんと家来のように使うようになりました。
プレゼントも何かにつけて高級なものをくれていましたが、そのありがたみも忘れてしまっていました。

そんな私が就職活動をしているとき、大きな挫折を味わいました。
親や友達には「別に良いじゃない。○○社に受かっているのだから」と言われましたが、A社に入るという夢にむかって努力していた私には苦しい体験でした。
そんな私の気持ちを唯一理解してくれたのが、彼でした。

落ち込む私に彼がくれたのは、三日月の中に星が入っているようなデザインのダイヤのネックレス。(三日月が星を包み込むようなデザインです)
そのネックレスと一緒に渡された手紙には、
「君は今回悔しい思いをしたけれど、努力していた姿は絶対見ていてくれている人がいる。
僕は見ていたよ。
このネックレスのように、君がお星様で、僕が月になって、一生見ていてあげる。
見守っていてあげる。
そしていつも君の笑顔の輝きが曇らないように、僕が輝かせてあげる」
とありました。

当時、送迎させたり、食事を奢らせたりと、家来か奴隷のように彼を扱っていた私ですから、最初この手紙の言葉を見たときは「何これ?キザすぎて恥ずかしい」と思ってしまいましたが、帰宅してからじっくり読んでみて、じんわり感動しました。
思い通りの就職はできなかったけれど、私にはこんな風に見ていてくれる人がいる、認めてくれる人がいると思うと、彼のことがとても大切な存在に思えてきました。

仕事を始めるともっと辛いことも苦しいこともありましたが、私のそばにはネックレスのお月様のように、いつも見守って包んでくれる存在がいることがどれだけ励みになったことか。

あれから何年かたち、今でも彼は私の夫として側で私を輝かせてくれています。

error: