母親の一言

自分が変わらなければ相手は変わってくれない

私は、中学一年生の夏休み前から急に友達から無視をされいじめられるようになりました。 心配かけたくないと思い親には黙っていましたが、様子が違う私に母は気付いてくれました。 無理に学校に行かすようなことはなく休ませてくれ、責めることなく話を聞いてくれました。 いつまでも休んではいけないと思いながらもしばらく不登校になってし…

まぁ、人間逃げ道作っておくことも大事だからね

私が小学生の頃の思い出です。 私の学校、とりわけ私の学年は4年生から5年生に上がった時点でかなり荒れており、いわゆる学級崩壊のような状態になっていました。 授業中机に乗っかって奇声を上げる生徒はもちろん、いじめも横行し不登校の子もいる状態です。 そんな状態だったので、人間関係も同様に荒れていました。 昨日まで仲の良かっ…

親はいつまでも子が心配でずっと見てる。

私は結婚して、主人の通勤を考えたことと、ちょっと過干渉気味で息苦しい母からほどよい距離を取りたくて、少し離れた市に新居を構えました。 そして赤ちゃんが生まれ、初めての育児に不安感を持ちながらも里帰りを終え、育児に追われる日々を送っていました。 主人は激務のため、朝も早くから出かけ、帰りも遅く、赤ちゃんの起床から寝かしつ…

10年悩んでから「悩み事がある」と言ってちょうだい

当時、私は新卒で就職したばかりでした。 初めて取り組む仕事に四苦八苦し、上司に認められるような仕事ができませんでした。 また、仕事ができないので、先輩の手を取らせて迷惑をかけていました。 同期は仕事がうまくいっているようで、自身に満ち溢れているように感じました。 毎日、息を吸うごとに「どうしたらよいのかしら」と思うこと…

やろうと思うんじゃなくて、やれると思って明るい気持ちで努力する

いつも、あれをしよう、これをしようと前のめりな気持ちになっていた受験勉強時代。 今より「良い自分」になるためにしっかり勉強をやらなくっちゃ、と思っていました。 でも結果が思うようにでないとき母親が何気なく言った言葉がこの一言でした。 きっとわたしは、思うように成績が伸びないことで下を向いて暗い顔をしていたのだと思います…

愚痴があるんだったら聞くよ。

母と何気ない会話をしていた時、私の職場の人間関係の話になり、母に対する甘えもあって、自分でも驚くほど次から次へと愚痴が。 真剣に優しく、時に「大変なことだったね・・・」と聞いてくれていました。 私は構わず話を続けて止まらないほどでしたが、ふと「母親に嫌な話ばかりしてる・・・全然、楽しい会話じゃない!親を悲しませるような…

ひとはね、いい加減、いい案配、が大事でね。

根詰めて働いていた頃に体調を崩して、1~2週間ほど大学病院に入院したことがあります。 そのとき、母がぽつりと 「今まで頑張りすぎたんだね。 ひとはね、いい加減、いい案配、が大事でね。 療養も3歩進んで、2歩下がる程度に考えて、すぐに良くならなくても焦らないこと。 いつも頑張りすぎて、効果をすぐに求めたりしていると疲れち…

最後には笑っていてくれるだけで、いいよ

この言葉を私が母からかけられたのは30歳の時の事です。 その頃私は大学時代から約十年間付き合って結婚を前提に同棲していた恋人と、お互いに社会人になり、すれ違いやコミュニケーション不足から別れた所でした。 2人で同棲していたマンションから実家に帰る事になった私は荷物を引き上げる事になり、その事を母に告げると何も言わずに手…

逆境こそ楽しむことが大事

私は小学生、中学生とバレーボールをやっていました。 中学生のときは部活という枠の中でやっていたのである程度は楽だったのですが、小学生のころはクラブチームで活動をしていました。 そのクラブチームは市内では強いと言われているチームで、当然練習もハードなものでした。 小学校4年生のころからやり始め、6年生になり私はクラブチー…

迷惑なんていくらでもかけたらいい、迷惑をかけるのが家族なんだから。

結婚したあとのことなのですが、遠くから嫁いできたことと実母がいないこともあり色んなことを夫の両親に助けてもらっていました。 慣れない土地でのことで、嫁という立場で同居していく中でどうしていいか分からないことがたくさんありました。 いつも迷惑をかけてばかりで申し訳ないなと感じていました。 実母がいないため、こういう時はど…

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