言わないのは思ってないのと同じ

投稿者:おぴ (1994年生まれ/女性/愛知県在住)

私は大学の陸上競技部でマネージャーを務めていました。
3年生の頃、1年生のマネージャーが3人新しく入ってきてくれました。
その3人のうち1人はマネージャーとして選手のためになりたい、支えになりたいという気持ちが行動や言動からとても強く感じられ、周りの選手からもとても信頼されていました。
しかし他の2人のマネージャーは、選手が練習をしているのにもかかわらずグラウンドに背を向けて話していたり、疲れたと言ってすぐに座り込んでしまっていたりしました。
また部活中であるのにツイッターやインスタグラムをすぐに開き、そちらに夢中になって選手の応援がおろそかになっている場面が多く見受けられました。

そのような2人のマネージャーの行動は私たち先輩マネージャーからすると良いとは言えない態度です。
しかし、このことをその2人に指摘することによって、行動にはあまり現れているとは言い難いですが、マネージャーとしてのやる気を害してしまうのではないかと恐れたり、できることなら、先輩マネージャーの背中を見て自分たちでどのようにすべきか気づいて欲しい、という願いがあったりしたことから、とりあえずはこちらからの姿勢で示していくことにしました。

ところがある日の練習でそのような2人の姿をよく思わなかった選手から、2人が直接注意を受けてしまいました。
そのことで2人のマネージャーは部活へ来ることが億劫になってしまいました。
私と同学年のマネージャーは3人いるのですが、その3人の中でも注意された2人のマネージャーに対する考え方や捉え方の違いがありました。
自業自得だというマネージャーもいれば、私たちの指導が足りていなかったと反省するマネージャーもいました。

この一件を引退した4年生の先輩マネージャーに相談したところ、「言わないのは思ってないのと同じ」という一言を言われたのです。
私たちは後輩のマネージャーに対して注意することを、様々な言い訳をつくって。姿勢で示そうという結論につなげていることに気づきました。

それぞれのマネージャーとしての意識やマネージャー観は異なります。
それを伝えあったり、その上で共通して心に留めておかなくてはならないことを言葉で示すべきだったと感じました。

思っていることや感じでいることを言葉で表現することで、より円満な関係を築くことができるとともに、より円滑な部活動を行うことができると思います。

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