がんばれよ、がんばってるんだから

投稿者:つばさ (2000年生まれ/男性/長野県在住)

僕はアルペンスキーをしています。
それで、そのコーチと出会ったのは中学校3年生の時でした。
そのコーチはスキー仲間のあいだでも有名なくらいスキーには厳しい人でした。
だから、僕だけでなく仲間もそのコーチに見てもらう時は緊張していました。

この一言をかけてもらったのは、僕が高校1年の時です。
僕の所属しているチームは人数が少なくて、高校生と中学生が一緒に練習する事も多く、その時はちょうど、そのコーチが見る日でした。
その日はシーズンオフ直前で、僕はちょっとしたスランプに陥っていました。
今までの自分の滑りができなくなってしまっていて、少し焦り気味だったのです。

そして、コーチからアドバイスをもらいました。
ところが、それはスキーのアドバイスかと思いきや、最初は世間話だったのです。
「学校はどうだ?」「勉強は難しいか?」などの他愛のない会話でした。

そんななか突然、言われました。
「お前はだんだん良くなってるから。
な?自分でも(最初の頃より良くなってるのが)わかるだろ?
じゃあ、がんばれよ、がんばってるんだから」

その言葉が僕の心に風を巻き起こしました。
今までのモヤモヤがすべて吹き飛んだのです。
それからは、まっさらな清々しい気持ちで滑ることができました。

今もこの言葉は僕の心に刻み込まれていて、苦しい時、辛い時には自然と思い出して頑張ることができています!

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