いつでも戻ってきていいからね

投稿者:ポポポ (1990年生まれ/女性/静岡県在住)

私は高校卒業後に地元から離れた専門学校に行くことになりました。
私はそれまで地元から離れるなんて考えてなくて急に決めたので父から反対を受けました。
ですが、真剣に話したら許してくれて私は県外の専門学校に行くことになりました。
専門学校は県外でしたが、同じ地方内だったので許してくれたのだと思います。
専門学校に2年間通い、その間も大変なことはありましたが、楽しく充実した日々を過ごしていました。

そんな時、専門学校の関連する会社の試験を受けたら受かり、その会社が東京に来てほしいと言われたので親に相談しました。
母はいいんじゃないと言ってましたが、父はまたしても大反対でした。
ですが、なんとか説得して上京を認めてもらいました。

そして会社に就職して毎日が目まぐるしい日々を過ごしました。
なかなか地元に帰れない日々を過ごし年に1回帰るという生活でした。
就職して3年。
東京にも仕事にも慣れては来ていましたが、相当疲労がたまっており仕事について一回しっかり考えなければという気持ちになっていました。
母には、メールや電話で愚痴ることがありました。
父とも電話する機会がありましたが、そのときは少し強がったりしていました。

ある日、実家から段ボールが届き、そこにはたくさんの地元の特産品と母の作った冷凍総菜、そして父の手紙が入ってました。
その父の手紙には仕事への考えとそして「いつでも戻ってきていいからね」との一言がありました。

父は常に優しく私の味方ではありましたが、上京する際には「行くからには頑張ってこい」と送り出してくれました。
あの一言を読んで、父は本当に私を心配してくれており、そして父自身も私に帰ってきてほしいんだろうなと思いました。
その手紙を読み、私は大泣きしましたが、戻る場所、帰る場所がある、だからもうちょっと頑張ってみようと思い、頑張れました。

結局仕事は辞めてしまいましたが、東京でしか出来ない仕事を今はおこなっており頑張れています。
あの一言はいつでも帰れる場所があると思わせてくれ、もっと頑張れる勇気を与えてくれました。

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