名前の知らない店員さんへ。心あたたまる接客をありがとう。

投稿者:chimo (1990年生まれ/女性/群馬県在住)

私はとある雑貨屋さんで働いています。
そこの雑貨屋さんは昔から憧れていて、面接が受かった当時はそこで働ける!と大喜びしました。
普段はレジ打ちをしたり、品出し、ラッピングと色々な業務を楽しくこなしています。

ですが休日やイベント時は大混雑!お客様が途絶えることはありません。
とても忙しく、疲労も溜まります。
足も棒切れのようになり、レジを打つ手も痛みます。
中でも大変なのはラッピング作業。
雑貨屋さんなこともあり、やはりプレゼントものがとても多いのです。
一点の場合もあれば、お客様によって小物を50点買っていくことも!
休日は慌ただしく、セロハンテープや包装紙で指を切ったり、ラッピングがうまく行かなかったりとストレスが溜まる一方でした。

疲労がMAXに近づいた時のことです。
早く帰りたいと思いながらも、できるだけそれを隠し、一生懸命笑顔でレジ打ちをしていました。
「プレゼント用でお願いします。」
顔を上げると、そこには優しそうな男性のお客様の姿が。
スーツを着ていて、一見サラリーマン風でした。
にこにこと笑っていたので、思わず私もつられて笑顔で丁寧に対応しました。

プレゼント用の場合、簡易なメッセージカードを無料でプレゼントしています。
男性はそれを受け取り、突然その場でメッセージを書き始めました。
しばらくして書き終わり、様子をうかがっていると急に両手を出されました。
「はい。これはあなたに。」
なんと、先程のメッセージカードは私宛だったのです!
動揺しながらも喜んで受け取り、お見送りしました。

内容はこう書かれていました。
「名前の知らない店員さんへ。心あたたまる接客をありがとう。」
私は思わず嬉しくて少し泣いてしまいました。

この一件以来、これからはどんなに辛くて疲れていても、丁寧で明るい接客をしようと心に決めました。

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