良い加減で仕事をする事も覚えなさい

投稿者:mikingstar (1987年生まれ/女性/東京都在住)

職場で功績が認められ、役職が付き今後も頑張っていこうと意気込んでいた時の事です。
上司から「いいかげんな仕事は良くないが、良い加減で仕事をする事も覚えなさい」と言われたのは衝撃的でした。
私は自分を「真面目」とも思った事はなかったからです。

上司いわく、私は常に肩に力が入り過ぎている、真面目すぎるとの事でよく注意されていました。
当初は、当たり前の事をやっているだけなのにこの人は何を言ってるんだろうと意味は良く分からなかったのを覚えています。

翌々考えると、仕事に対して、結果を出す事に意識をしすぎて周りだけでなく自分をも見失いそうになる事が多々ありました。
しかし、私からするとそれだけ一生懸命に真剣に取り組んでいる証拠と言い聞かせていたようにも思います。

仕事の詳細は、職種は飲食業、内容は店長としての店舗運営・人材育成に力をいれていました。
16時~4時までの営業時間でしたので、数年間の間、昼夜逆転の生活と1日平均13~16時間労働が基準でした。

現在は29歳ですが、当時の無理が響いてか心身ともに体調を崩してしまい、ついには退職をせざるを得ない状態となりました。
そうなった時に初めて上司が言ったあの「良い加減で仕事をする」の意味が分かったのです。

当時は体力的にも辛い時もありましたが、もともと飲食の世界が好きで、独立も念頭におき日々充実していたつもりです。
仲間の事も大好きでした。
本気で笑ったり、本気で怒ったり、本気で泣いたりと、人生を一生懸命歩んでいる感もあったのですが、結果、体という資本がなければ本も子もない事を痛感させられました。

「いいかげん」ではなく「良い加減」。
それを仕事だけでなく公私ともに意識する事で、自分のなかに余裕が生まれ、辛い事・苦しい事があった際に対応出来るだけの余力を残しておくことができ、結果として自分を守る事が出来るのだと理解しました。

もちろん、時には無理をしないといけない場面も現れますが、頭の隅にでもこの考えがあるのとないのとではやり方が大きく変わるのではないでしょうか。
自分を苦しめて痛みつける事も必要ですが、そんな時こそ視野が狭くなり、本来の良い仕事・良い私事が出来なくなるようでは意味がありません。

現在は、社会復帰にむけて準備をしている最中です。
今後もこの考え方を大事に、仕事もプライベートも充実出来る人生を歩んでいきます。

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