縁があれば必ず結ばれるものだよ。人の縁もそう、仕事の縁もなあ
投稿者:やまサン (1985年生まれ/女性/三重県在住)
就職活動について悩んでいるときに祖母が言ってくれた言葉です。
本当にやりたい仕事に就きたいと思い就職活動を始めたものの、世の中が一気に景気が悪くなった時期と重なってしまいました。
一生懸命勉強をしてきたけれど就職先がないという状況でした。
このまま就職ができなかったらどうしよう。
新卒扱いでないと正社員として働くことが一生できないのではないだろうか。
妥協をして非正規社員として働くしかないのだろうか。
自分が勉強をしてきたことを生かすことができないのではないだろうか。
私の考え方は甘いのであろうか。。。
考えれば考えるほど落ち込む一方でした。

従兄が就職をしたころは「就職戦線異状なし」という映画が流行っていたそうです。
新卒の就職活動が売り手市場だったころで、会社が学生を接待するようなこともあったそうです。
そんな話を祖母から聞きました。
「いいな。内定がいろいろな会社からもらえた時代に生まれたかった」
「自分のやりたい仕事、行きたい会社に入社できる時代がうらやましい」
「私なんて内定なんていつもらえるかわからない。就職できないかもしれない」
そんな風に祖母に愚痴ってしまいました。
それを聞いていた祖母に言われたのが、
「縁があれば必ず結ばれるものだよ。人の縁もそう、仕事の縁もなあ」
という言葉です。
祖母が知る限り、景気の良い時代に就職した人たちでも仕事がうまくいかず辞めて、転職をして結局自分の思うようにはいかない人生を歩んでいる人もいるとのことでした。
バブル景気に踊らされてバブルがはじけた人たち、会社が倒産した人たち、いろいろだそうです。
就職ができればよいわけではない。
本当に縁があれば必ずその会社に就職ができる。
就職をした会社を大切に思い働き続けることができる。
祖母の言葉でそう思うようになりました。
「縁」とは好きな人にめぐりあったり、結婚するというだけではなく、親友、友人、同僚、先輩、そして仕事。
すべてが「縁」だと知りました。
祖母の言葉を胸に就職活動を続け、内定をし就職することができました。
本当にうれしかったです。
就職をした会社とは本当に縁があると思っています。
今は育児休暇中ですがこの先も働き続けます。