良い上司は仕事が出来る人間を選ぶ

投稿者:中谷 (1986年生まれ/男性/神奈川県在住)

学生時代のバイト先の上司(自分の父親と同じくらいの年齢)からの言葉です。

私はお酒が呑めません。
所謂「下戸」というヤツです。
当時は新歓コンパなどでお酒を飲む席が多くありましたので、新入生は例外なく中心になって呑まされる、一気コールなど流行っている時でした。
呑めない私も先輩からの勧めで「酒は吐きながら覚えるもんだ」何て言われながら呑まなければいけない状況に置かれるのですが、如何せん身体が受け付けません。
すぐに気持ち悪くなるし、心臓がバクバクして苦しくなります。

どうしてもお酒が合わない私は自然とそのような席に行かなくなり、その内に付き合いの悪い後輩、酒も呑めない情けないヤツという事になってしまいました。
ある日もバイト先で酒の話になり私が呑めないという話から、そこでも「情けないなあ、、、酒ぐらい稽古しないと社会に出てから出世いしないぞ」などと言われていました。
確かに私のイメージでも会社に入っても上司の酒を受け付けない、宴会でも呑めないようなヤツは出世できないと考えていたので、悩んでいたりする時期でした。

そんな時にこのような悩みを一気に解決してくれる一言に出会ったのです。
バイト先の上司とたまたま二人でいる時に「君はあまり呑めないらしいね。他の人から聞いたんだけど」と話を振られました。
ああ、また来たかといつもの調子で「そうなんですよ、情けないですよね?酒ぐらい呑めないと会社に入っても上司に気に入られないですよね。ははは、、、」何て話をすると、彼は少し考えてから真面目な顔をして
「そんな事はないよ。
良く上司に誘われるがままに一緒に酒呑んで、付き合いが良い方が出世するって話を聞くけどそんなのは本当じゃないよ。
もちろん酒呑みの付き合いも大切な部分はあるけどね。
でも『良い上司は仕事が出来る人間を選ぶ』ものだよ。
最終的には酒の付き合いが出来る人より真面目に仕事が出来る人間の方を引っ張り上げてくれるもんだよ。
少なくても僕はそう思う。」
と話してくれました。

その時は、そんなもんか?と思いましたが、なんか気が楽になりその後は呑み会にも参加するようになりました。
相変わらず呑めないヤツでしたが、呑み会を楽しめるようになり、そのスタンスで今日まで会社員を続けられています。

error: